水漏れをきっかけに、在来浴室からユニットバスへリフォーム

以前内装のリフォーム工事を行わせていただいたお客様より、浴室床に浮きがあり水漏れがあるのと、洗面室との境部分の床が腐っているという２点についてご相談をいただきました。経年による劣化状況と今後の水漏れの可能性を考え、ユニットバスへの交換をご提案させていただきました。
洗面所の床壁なども同時に一新し、きれいな水廻りへとリフォームしていきます。

施工前

リフォーム前は在来のタイル張りの浴室です。お掃除が大変なタイル張りの浴室ですが、キレイにお手入れされており、大きな窓から沢山の光も入りとても開放的で素敵なお風呂です。しかし、経年の劣化により洗い場床の一部が浮いてしまい、水漏れが気になる状態でした。また、そうした漏水から洗面所との境部分の床が腐ってしまっているのも気になるところです。そこで、水漏れリスクの少ないユニットバスへの交換と、洗面所の床・壁の張替えを行うこととなりました。

リフォームの様子を段階を追ってご紹介

こちらがリフォーム前の洗面室との境部分です。浴室からの漏水により黒っぽく変色してしまっています。腐ってしまっていると、安全面でもよくありません。お風呂と同時に直していきます。

まずは、現在の在来式のお風呂を撤去します。今回は、大きな窓もユニットバスに合わせて取り替えていきますので、外壁も一緒に壊しました。

外壁からきれいに直しました。新しい窓はお手入れもしやすい一般的な引違い窓に。面格子も取付け、防犯も万全です。

ユニットバスを入れるための下地工事です。土間コンクリートで下地を作り、給水給湯配管、排水管、電気配線などの準備を行います。

今回はLIXILのリデアというユニットバスを収めました。メーカー様によりしっかりと組み立てていただき、あっという間に美しいお風呂ができあがりました。最近のユニットバスは、壁や浴槽だけでなく排水口に至るまで、お手入れ性が大変上がっているので、見た目の美しさだけでなくお掃除の面でもリフォームしてよかったと実感していただけると思います。

洗面室との境部分のリフォーム後の仕上がりです。黒ずんでいた床から新しい床に貼り替えられました。入口の枠もきれいになり、この後壁や天井のクロスも貼り直し、とても明るい洗面所に生まれ変わりました。

完成

水漏れを起こしていたタイル貼りの浴室から、スッキリとしたユニットバスにリフォームしました。ユニットバスは元々の浴室と比べて水漏れの心配が少ないため、洗面所の床も長持ちし、それによって家自体の耐久性も上がりました。
特徴的な大きな窓は、ユニットバスの壁との相性が良くなかったため、交換しました。それでも、しっかりと光を取り入れることができ、以前のように明るい浴室になっています。
窓の交換に伴い、外壁ももとの壁と同じ左官モルタルで吹き付け塗装仕上げにしました。下地にもコーキングを施してから施工しているため、水漏れのリスクも低減されています。新しくした壁ともとの壁も違和感がないように配慮しました。

今回は、水漏れの相談から始まったお風呂リフォームについてご紹介しました。クローバーホームでは、お客様のご要望に合わせて、先々のことまで考えた上で最適なプランをご提案させていただきます。水漏れや老朽化など、お風呂のお悩みはもちろん、家に関するあらゆるお悩みをぜひお気軽にご相談ください。

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