「庭のリフォームは何に気をつけて行えばいいのか」、「自分でもできるのか」といったお悩みを抱えている方もいらっしゃるかと思います。
庭リフォームについての基礎的な知識を深めていただくことで、メリットや施工する際の注意点、目安費用といったことを理解し、ご自宅の庭の改善・グレードアップを計画していただけます。
この記事では、株式会社CloverHomeの庭リフォームについて、リフォームが必要な理由に始まり、施工内容や注意点、目安費用など順を追ってご紹介させていただきます。
ぜひ記事の内容を読み、リフォームを行う際の参考にしてください。
庭のリフォームが必要な理由
庭のリフォームは、老朽化した部分を新しくするだけでなく、全体の見た目を変えたり、メンテナンスしやすくするといった理由で行います。
また、リフォームをすることで、庭に新しい機能をつけることもできます。
例えば、家族で楽しめるような庭にしたい場合、ウッドデッキを設置したり、フラットなスペースを広げてバーベキューやスポーツなどを行えるようにすることも可能です。
また、芝生を人工芝生にしたり、土間コンクリートを敷いたりすると、メンテナンスのしやすい庭になります。
このように、古くなった庭をリフォームすることで、見た目が綺麗になるだけでなく出来ることが増えたりと様々なメリットを受けることができます。
庭のリフォームの施工内容
庭のリフォームには、どんな施工内容があるのか知っておくことで、より具体的にリフォームプランを組み立てやすくなります。
- 砂利敷き
- 芝生張り
- 庭の整地
- 花壇やウッドデッキの設置
- 庭じまい
それではひとつずつ見ていきましょう。
砂利敷き
砂利敷きとは、加工した砂利を庭に敷いて雑草が生えてこないようにするリフォームです。
他にも、人が砂利の上を歩くと音が鳴るため、玄関周りに敷くことで防犯対策にもなります。
防犯対策で砂利を敷く場合は、粒が大きい物を使うことでより大きな音を鳴らすことが可能です。
また、駐車場に粒の大きい砂利を敷くことで、石同士がかみ合って車の出し入れがしやすくなります。
また、砂利敷きは自分で行うこともできますが、庭が広かったり地形が複雑な場合、専門知識が必要となりますのでその際は業者に依頼する方が確実です。
もしも、庭のリフォームを行う場合は、ぜひ一度クローバーホームまでご相談ください。
芝生張り
こちらは、庭に新しく芝生を張ったりする工事です。
芝生といっても様々な種類があり、それぞれ特徴や手入れの仕方が異なります。
一般的に温かい地域では日本芝、寒い地域では西洋芝というものが使用されています。
- 日本芝:高温多湿な日本の気候に適しており、寒さに弱く冬になると枯れてしまうという特徴がある
- 西洋芝:寒さに強いものと高温に強いものと2種類ある
このように、芝生によって得意な気候も異なりますし、手入れの仕方や芝生の選び方など専門的な知識が必要です。
そのため、庭に芝生を張る場合は、専門業者に依頼することをおすすめします。
庭の整地
整地を行うことで、草木を撤去して庭の活用の幅を広げることができます。
例えば、ガーデニングを行いたい場合、植物が育ちやすいように整地をして土壌を平らにする必要があります。
また、先ほども紹介した砂利や芝生を敷く場合でも、事前に庭を整地して平らな状態にしておくことで、きれいに設置することが可能です。
このように、庭をきれいにしたり、新しい要素を追加したりする場合、整地が必要になるため非常に大事な工事となっています。
花壇やウッドデッキの設置
庭をリフォームすることで、花壇やウッドデッキを新たに取り付けることも可能です。
ウッドデッキとは、木製のテラスのことで家と庭の間に設置し、自由なスペースとして使用することができます。
また、ウッドデッキを設置する場合、下にコンクリートを打つことで雑草や虫の発生を抑えることも可能です。
他にも、花壇を設置することで、庭に直接植物を植えるよりも手入れがしやすくなります。
ただ、ウッドデッキや花壇を設置する場合でも、庭の整地が必要になるため注意が必要です。
このように、リフォームを行い花壇やウッドデッキを設置することで、庭での過ごし方がかなり楽になります。
庭じまい
庭じまいとは、草木を取り除いたりして庭を管理しやすい状態にする工事のことです。
庭じまいは、「庭の終活」と言われることもあり、高齢になって手入れが難しくなったり、庭が必要なくなったりする人が行うことが多いです。
庭を管理しやすくすることで、手入れの手間を大きく軽減したり、景観が悪くなることを防いだりすることができます。
また、手入れをせず草木が生い茂ると、景観が悪くなるだけでなく防犯性も低下するというデメリットがあります。
そのため、庭じまいで管理しやすくすることで、防犯性を高めたり手入れの費用を抑えることが可能です。
もしも現在、庭の手入れが大変で管理しやすくしたいと考えている方には、庭じまいを行うことをおすすめします。
庭のリフォームを成功させる5つのポイント
庭のリフォームをする際の重要なポイントを理解しておくことで、理想の庭づくりを行うことができます。
ここでは、庭リフォームを行う上で重要な5つのポイントについて紹介します。
- 理想の庭を具体的にイメージする
- アプローチを設置する
- 手入れのしやすい庭にする
- 収納スペースをつくる
- 水道を設置する
それではひとつずつ見ていきましょう。
1.理想の庭を具体的にイメージする
庭のリフォームを成功させる上で大切なのは、自分の理想の庭を具体的にイメージすることです。
例えば、どういった目的でリフォームするのか、どのように庭を利用したいのかといったことをしっかり形にすることです。
理想のリフォームプランを具体的にすることで、施工業者に依頼する場合でもしっかりと自分の要望を伝えることができます。
また、リフォームプランを組み立てる時は、数年後のことを考えて行うことも重要です。
例えば、今幼いお子さんがいる家庭の場合、数年後に成長して庭で遊ばなくなった時のことを考えて、遊び場をガーデニングスペースとして使うといったプランを立てておくことが大切です。
このように、プランを具体的にしてから庭のリフォームを行うことをおすすめします。
2.アプローチを設置する
アプローチとは、レンガやタイルなどでつくられた門から玄関まで続く道の事です。
庭にアプローチを設置すると、以下のようなメリットが発生します。
・ベランダやウッドデッキから庭までアプローチをつなぐと移動がしやすくなる
・形やデザインにこだわることで、庭全体をメリハリのある空間にすることができる
・アプローチを設置することで雑草の発育を抑えたり、砂利を敷き詰めやすくなったりする
ただ、デザインによっては雨の日に滑るといった危険があるため、少し凹凸のある素材のものにすると滑りづらくなります。
もし、庭の出入りをスムーズにしたいという方には、アプローチを設置することをおすすめします。
3.手入れのしやすい庭にする
手入れのしやすい庭にするためには、「ゾーニング」を行うことが重要になります。
ゾーニングとは、駐車場や庭、アプローチといった家の外構を計画的に配置することです。
ゾーニングで、庭に配置するアプローチやガーデニングの位置をしっかり決めることで、雑草が生える範囲を狭めて手入れしやすくすることが可能です。
他にも、庭の一部をコンクリートで舗装することで、さらに雑草が生えてくるのを抑えて、手入れをしやすくなります。
ただ、舗装しすぎるとコンクリートばかりになり、庭の景観が失われる危険性があります。
そのため、機能性とデザイン性を兼ね備えたバランスの良い庭にするためには、やはりゾーニングをしっかり行うことが大切です。
4.収納スペースをつくる
庭に収納スペースをつくることで、屋外で使う用品などを出し入れしやすくなります。
例えば、ガーデニングを行う場合、スコップや肥料など家に置くには大きく感じる用品でも庭の収納スペースならしまうことができます。
他にも、アウトドア用品や子供が庭で遊ぶ用のおもちゃなども一緒にしまっておくことも可能です。
また、収納用の物置のデザインにこだわることで、庭に統一感を出すこともできます。
ただ、屋外に倉庫を置く場合は、台風などで転倒するおそれがあるため転倒防止工事を行うようにしましょう。
5.水道を設置する
庭に水道を設置することで、さらに利便性を高めることができます。
例えば、ガーデニングで水やりをする際、水道があれば比較的楽に行うことができます。
また、近くに駐車場がある場合、そこで洗車をすることも可能です。
他にも、庭でバーベキューや子供のプール遊びなど、水道があることでできることが増えるというメリットもあります。
ただ、水道を設置する位置は重要なため、ガーデニングや洗車など水を使いたいところに置くようにすることをおすすめします。
庭のリフォームを行う際の4つの注意点
庭のリフォームには、重要なポイントの他に注意点もいくつか存在します。
注意点を理解しておくことで、さらにリフォームを成功させやすくなります。
- 日当たりに配慮する
- 予算を具体的に決める
- 庭と建物とのバランスを考慮する
- 除草シートを設置する
それではひとつずつ見ていきましょう。
1.日当たりに配慮する
庭のリフォームをする場合、日当たりに配慮して行う必要があります。
庭の日当たりが悪いと植物が育ちづらくなったり、湿気がたまりやすくなったりと様々な問題が発生します。
そのため、リフォームを行う前に庭のどの部分が日当たりが良いのかなどを確認するようにしましょう。
2.予算を具体的に決める
リフォームプランの他にも、予算についても具体的に決めることが重要です。
プラン通りにリフォームを行おうとしても、予算が足りなくなる場合があります。
そういった時に、予算を具体的に決めていればどのリフォームを優先させて行うか取捨選択しやすくなります。
また、リフォーム後のメンテナンス費用も考慮して予算を決めることも大切です。
メンテナンス費用や手間がかからない商品を選べば安く済む可能性があります。
例えば、ウッドデッキを設置する場合、天然木よりも人工樹脂木でできたものの方がメンテナンスにかかる費用や手間も比較的かかりません。
そのため、リフォームを成功させるために予算は具体的に決めておきましょう。
3.庭と建物とのバランスを考慮する
庭だけでなく、建物とのバランスも考慮してリフォームすることも重要です。
建物とのバランスを考えて、デザインなどを統一することでより魅力的な庭にすることができます。
例えば、建物が和風建築の場合、砂利や植栽などを取り入れて日本庭園にすることで全体的に統一感が出ます。
また、窓からの視線を考えて遮るように工夫すると、庭のプライバシーを保護することも可能です。
このように、庭だけでなく建物との調和性を考慮してリフォームすることで、利便性やデザイン性をさらに向上させることができます。
4.除草シートを設置する
除草シートを設置しておくことで、雑草の発育を抑えて手入れの手間を軽減することができます。
除草シートには、太陽の光を遮断することで、雑草の光合成を防いで育たなくする効果があります。
使い方としては、雑草が生えている箇所に除草シートを設置し、その上に砂利やタイルなどを敷く形になります。
そうすることで、雑草処理の手間を減らしつつ、庭の景観も美しく保つことができます。
ただ、除草シートは様々な値段の物があり、あまり価格の低いものは効果が薄いことがあります。
そのため、除草シートを購入する際は、しっかり効果があるものはどれか調べるようにしましょう。
庭のリフォームの費用目安
庭リフォームの費用目安は以下となります。
施工内容 | 目安費用 |
砂利敷き | 3,000~9,000円/㎡ |
芝生張り | 4,500~13,000円/㎡ |
庭整地 | 2,500~6,000円/㎡ |
ガーデニングスペース設置 | 20万~30万円程度 |
ウッドデッキ設置 | 1万~3万円/㎡ |
サンルーム設置 | 30万~100万円 |
もっと詳しくリフォーム費用を知りたい場合は、ぜひクローバーホームまでご連絡ください。
参考 リショップナビ 庭のリフォーム・整地・ガーデニングの費用相場と事例をご紹介!
https://rehome-navi.com/articles/198
庭のリフォームはDIYできるのか
庭のリフォームは、簡単な作業であれば自分で行うことができます。
例えば、砂利敷きや防草シートの設置などの作業はDIYで行うことが可能です。
ただ、砂利敷きなどの簡単な作業でも、庭が広かったり、地形が複雑だったりする場合は専門知識が必要になります。
また、DIYを行うメリットとして費用が安く済むという点が挙げられます。
そのため、DIYは費用を抑えたい人や庭づくりが好きな人におすすめです。
ですが、DIYを失敗すると余計に費用がかかる可能性があるため注意が必要です。
もし、うまくDIYできるか不安だという方は、業者に依頼することをおすすめします。
庭のリフォームをDIYで行う際の4つの注意点
DIYで庭のリフォームを行うことは可能ですが、いくつか注意点があります。
この注意点を理解した上でDIYを行うと、成功する確率が高くなります。
- DIYは自分でできる範囲で行う
- 採寸をしっかりと行う
- 建物の基礎部分を傷つけない
- 近隣への連絡を行う
それではひとつずつ見ていきましょう。
1.DIYは自分でできる範囲で行う
DIYをする際、簡単な作業など自分でもできる範囲で行うようにしましょう。
一見するとDIYは簡単そうに思えますが、実際にやってみると意外に道具を使いこなすだけでも苦労します。
そのため、いきなりウッドデッキの設置などの難しいことをやるのではなく、砂利を敷いたり、簡単に設置できるタイプのフェンスを置いたりといった初心者でもできる作業から始めることをおすすめします。
また、DIYで庭をリフォームする場合、手間と時間がかなりかかることを認知しておくことも大切です。
内容にもよりますが、作業を行うのが週に1回の場合、2ヶ月から3ヶ月程度かかることも珍しくありません。
従って、DIYで行うのは素人にもできて、完成するまでの期間が短く済む作業にすることをおすすめします。
2.採寸をしっかりと行う
自分で庭をリフォームする場合、施工する場所の採寸をしっかり行うようにしましょう。
例えば、花壇を作る場合採寸をしっかり行っていないと、レンガなどの材料が思ったよりも使わず余ってしまうといった問題が起こる可能性があります。
場合によっては、直すのに手間や追加費がかかってしまうこともあります。
そのため、リフォームを行う前にまず平面図に完成した時のイメージを書き出して、採寸した数値も記入するようにしましょう。
また、採寸だけでなく方角も考慮してリフォームすることも重要です。
方角を気にせずフェンスなどを設置した際、日当たりを遮ってしまったり、室内に影を落としてしまったりする可能性があります。
そのため、自分で庭をリフォームをする際は、方角が合っているのか、正確に採寸できているのかを考慮しながら行うことをおすすめします。
3.建物の基本構造部分を傷つけない
リフォームする際、建物の基本構造部分を傷つけないように気をつけましょう。
一戸建て住宅の場合、ハウスメーカーとの契約で建物の柱や壁、屋根などの基本構造部分に10年や20年の長期保証が付いています。
そのため、ハウスメーカーの許可なく建物に穴をあけたり、ビスを止めたりすると保証が無効になってしまいます。
もし、自分でリフォームを行う場合は、なるべく建物から離れてするか、近くでする場合は建物を傷つけないように注意しましょう。
4.近隣への連絡を行う
リフォームを行う場合、念のため近隣住民への連絡を行うことをおすすめします。
庭で作業をする場合、室内とは違い騒音などで近隣に迷惑がかかってしまう可能性があるため、近隣に一声かけることが大切です。
また、隣の家の近くにフェンスやガーデニングスペースなどを設置する場合、敷地に関する問題が発生する可能性もあります。
その場合は、隣家にリフォームを行っても大丈夫か確認しておくと、後々トラブルに発展することを防ぐことが可能です。
そのため、庭のリフォームを行う時は、できるだけ近隣住民に連絡することをおすすめします。
クローバーホームの庭・テラスリフォーム
お庭と言っても様々な形があります。
お客様によって、思い描いている庭の形は異なると思われます。
- 風で落ち着いた雰囲気の庭園
- お花いっぱいのイングリッシュガーデン
- 水辺の暮らしを我が家に採り入れるビオトープ・ガーデン
- LEDのライティングが幻想的な空間を演出する庭
お客様がイメージする理想のお庭のタイプは、どんなスタイルでしょう?
イメージされているのは、まるでリビングのようなお庭でしょうか。
それとも花がいっぱいのお庭でしょうか。
お庭のリフォーム成功のコツは、イメージすることからです。
どのようなお庭を思い描いていらっしゃるのか、ぜひクローバーホームにお聞かせください。
私たちがお客様の夢をカタチにするお手伝いをいたします。
庭のリフォームまとめ
庭リフォームの説明から、成功させるためのポイントや注意点、目安費用、DIY、クローバーホームのリフォームまで御覧いただきました。
お客様の中で庭に必要なリフォームが決まりましたら、ぜひ株式会社CloverHomeにご相談ください。
経験豊富なスタッフが、お客様のご希望やご予算に合わせて、最適なプランをご提供いたします。
また、株式会社CloverHomeは庭だけでなく、住まいに関する総合的なリフォームを取り扱っておりますので、庭リフォーム以外の施工もお任せください。
他にも、今回ご紹介いたしました庭リフォームのポイントについてもご参考になさってください。
- 庭リフォームを成功させるためには、完成したイメージを具体的にすること
- リフォームを行う際は、庭の日当たりにも考慮して施工すること
- DIYでリフォームする場合は、自分で行える範囲ですること
これらの項目をご留意いただきながら庭リフォームを進めることで、お客様のプランを叶えることができます。
お客様の理想の庭リフォームに向けて、私たちがしっかりとお手伝いさせていただきます。