中古住宅リフォーム：和室を洋室へ

ご両親から受け継いだ住宅を大幅リフォームして移り住まれるお客様から、入居前の大幅リフォームのご依頼をいただきました。和室の洋室化、キッチンの壁の撤去、浴室の交換などさまざまな工事を行いましたが、そのなかから、ここでは１階和室の洋室化と、洋室の掃き出し窓から続くウッドデッキ増設工事の様子をご紹介します。

施工前

１階和室です。庭に面するくつろげる一室で、ご夫妻の居室になるご予定です。現在お使いのソファセットを置くことができるよう、畳を撤去し、フローリングを敷いた洋室にリフォームします。

リフォームの様子を段階を追ってご紹介

畳を撤去し、きれいに掃除し補修した下地の上に根太を張りました。

根太の上に合板を張り、フローリングを施工する準備は完了です。フローリングを施工する前に、天井・壁にクロスを施工し、照明も新しくなりました。けれど、これまで使用していたものをできる限り残したいとのご希望もありましたので、窓や障子は以前のまま。ご両親が過ごしていた時の面影を残しつつ、ご夫婦にとって過ごしやすい、新しい空間を生み出しています。

もともとあった押入れはそのままにして、ふすまはフローリングになじむよう、木で作られた引き違い戸に交換します。押入れ上部の天袋のふすまも同じように交換します。

押入れ右手の掃き出し窓からは、庭に降りることができます。これまでは小さなステップを置いて出入りをしていましたが、この部分にウッドデッキを作り、屋内と家とをつなぐ部分にします。

ウッドデッキの増設の様子については、こちらでご紹介しています。

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